釣りのお話

スピンキャスト普及委員会委員長の釣りのお話

釣りキチ三平疾風伝 (第4話)

三平に一命を取り留められた愛子


その、涙をぬぐう袖の繊維の一つ一つを感じるほど...
彼女は体力を失い、肌に伝わる重さが心に深く



三平は、今まで一緒に生活をしていく中で
ゆりっぺとの将来のことを考えながら生活をしていた


日々の生活の一つ一つを
見渡し、今までの出来事を思い返す


今という生活の中にいつも
愛子の存在があったことに気が付くのであった



『ごめんな、愛子...何も気がつかなくって...』


愛子は、魚紳に今までしていたのと同じように
三平の生活の手伝いをしていたことに
今、やっとそれを心から理解できた



電話の脇にある、魚紳と愛子のふたりの写真



今まで一緒にいても

この写真があったからこそ友人として
ふたり生活が出来ていたようなもの




三平は半同棲生活であった出来事を
思い出し、いつも愛子の笑顔で救われていたことがいとおしく

そして愛子は大きく成長した三平の背中に
魚紳を感じ心の支えとしていた


夜が更けること共に
二人の心と体の距離が近くなり

そして互いを求めるのであった...







次回 釣りキチペダル


『帰ってきた魚紳さん』


おたのしみに!






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あとがき

釣りキチ三のウィキを見ると
愛子って三平の姉という事になっている
えええっそうだっけ?(゚Д゚)

なんかもう話が変な方向に進ませてはいないか?
まじで姉という設定なのか??
詳しい方フォローを

ああっうっかり魚紳さん帰ってくる設定にしてしまっている
なんか、とってもややこしいことをして若干後悔しています...
(。´Д⊂)