ふたり...熱い夜をすごし
眠りに付けば
かならず朝をむかえる
いつもの通り、三平は学校へ
そして、愛子は会社へ出社する
なんら変わらぬ日常が帰ってくるのである
朝8時、三平と愛子は一緒に家をあとにする
つい、その玄関先でみつめ合ってしまう
その、一瞬だけが日常とは変わっていた
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三平は学校を終えると
そのあと、アルバイトへ向かう
アルバイトというのも
いわゆる都会でも、少し場の閑散としたバー
バーテンダーをしていたのです
いつものようにお客様に
お酒を出し
つまらない話を、真剣に聞く
しかし、三平は方言を気にしてか
自ら話しかけるようなこともなく
そのスタイルが、むしろこういったバーには
お客様からのウケも良かったりもする
その日、お客様は少なくもあり
静かにうつむきながらグラスを磨いていた
『三平ちゃん、やっとみつけたわ~』
そんな知り合いいただろうか?
という顔をしながら、ふと彼女の顔を見る
やはり知らない
『あなたは一体...』ととうと同時に、答えを被せてきた
『由美よ!このナイスバディを忘れたの?』
そう、滝太郎を釣りに、O池にいた女
あのめんどくさい女、白川由美であった
『まったく、どんだけ探したと思っているの!』
基本、登場する女の大半は
魚紳狙いだろうということを感じていた三平でもあった
当然、探していたのは魚紳だろう
そう考えながら、三平は
『魚紳さんなら、この前メールでもう会えねえと連絡がきたんだ』と伝えると
由美はグラスを片手、
気刻みに手を振りながら
『いや、いや、いや、もう魚紳なんか、ないから』
呆れ顔でそういい放った...
由美は、テーブルを移動し、
カウンターへ移動し三平のまん前に座る
『ア・ナ・タを、探していたの!』
三平は、何てこと言い出すんだと
顔を真っ赤にしながら、
『な~に冗談いって~』
と切り返す
由美は車のキーを指で回しながら
『今日お酒飲んじゃったから~か・え・れ・な~い』
『きょうは~朝までココにいなきゃ~だめみた~い』
と言い出してきた
三平は心の中で
『やっぱり、この白川由美はめんどくせぇ~』
とぼやくのであった
三平は昨晩あった愛子とのことを思い返すと
今日は家に帰らなければならないという義務感を感じていながらも
店は11時には仕舞う
ここに由美を置いておくわけにはいかない
由美をいかに効率よく帰ってもらうか?
そればかり頭によぎる三平であった
しかし、由美は三平を違う目で見ていたのであった
ぐっと、三平の頭を顔へ引き寄せ
耳へ口元を近づける
『三平ちゃん...ちょっと、やっちゃったみたいね...』
外は、黒尽くめの男たちが店を囲んでいることを
由美は三平に伝えるのであった
そして、三平はゆりっぺの家から帰ってきてからのこと
そして、昨晩あった事について詳しくはなした
『さぁ、三平ちゃん!一緒に逃げるのよ!』
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あとがき
本編の知恵袋での回答く
まぁ質問者さんも読み飽きたのか?
レスもなくなってしまいました
とりあえず、ワンコさんの提案どおり!?
魚紳さんとの因縁は上手くクリヤー出来そうw
そんでここからどういう流れで、アユ釣りに??(゚Д゚)??
ハードルは高く激しいストーリーになってしまいそう
本編とブログ記事がこの時点で掲載が平衡することとなりました
ひまつぶしには良いとは思いますので
通りすがりの方も気兼ねなく見ていってください