今日は、ネタの話じゃなくってごめんね~~
この前、しゅうまつさんから、骨伝道ですか?
なんて一言が頭に残っていて、そのうち記載するかと思っていて
伸び伸びになってしまったのさ
イロイロとまあ類似品はあるようですが...
...これが本物の
骨伝導補聴器です
カチューシャの形をしているタイプ
(めがねの形のもある)
いいのはカチューシャ形
メガネのタイプはあまりオススメしないのが本当
お子様の伝音性難聴にはおすすめ
要するに頭部の骨が形成される前からの治療を行うのは困難な場合だよね
人の体は成長する、特にお子様の成長速度は
我々おっさんよりずっと大きいのは誰しも知っていること
生まれつき耳の穴が細かったり、閉鎖されていたり
鼓膜形成が思わしくなかったり等々
要するに治療が可能な領域の難聴に適しているのさ
こんな感じのオージオグラムのときね
テレビやCMなんかで
骨伝導なんて一時期やっていた影響もあって
話だけは聞いたことあるとか...
うちらにも、あうんじゃないかい???
頑固な人は、やってみないとわからんじゃろとまでおっしゃる方もいます
高齢者で徐々に聴覚が低下し補聴器が欲しいと思うようになる頃には
耳の神経が痛んでしまい
骨道聴力閾値が低下するからなんです
『匚』『コ』の記号が聴力閾値と重なってしまった場合
最大にさがっても30dB以上ないと聞こえないんです
つまり。感音性難聴には無理ってことなのです。
こういう風なオージオグラムが出たら無理って事なのさ
平均聴力閾値は上の表も下の表も一緒ですが
骨導聴力閾値が違うんです
そろそろ、うちのお父さん聞こえにくそうだから補聴器を...なんて思う頃には
かるく40dBまで下がっていますから...
『匚』『コ』の記号の部分自体が、
骨伝導の器具で測るんだから、
測定の段階で聞こえなければ効果がないって事なのさ
使い手の状況によって選ぶのが大切だね^^
ですから、お子様であったり、鼓膜前後の障害であったりの場合のみに
最も効果の出しやすい補聴器であり、
年齢からのものや、騒音、大病の予後の難聴には
不向きって事なのです
では、ここでコアな問題です
この問題ははずれても恥ずかしいことではないので気兼ねなく答えてください
1問目、骨伝道は右につけても左の耳で聞こえることがあるか?
2問目、両耳が難聴の場合、両耳に付けたほうが良いか? それとも片耳で十分か?
3問目、よく補聴器でなるといわれる『ピ~~~』っていう音(ハウリング)は起こるか?