カーオーディオってあるよね
補聴器屋さんがカーオーディオを語るとどうなるのか?というのもある
中には製品についてより詳しい方もいるだろうし
怒り出す人や、夢さえも奪ってしまうなんて事にもなりかねませんが...
車には誰しも搭載はしている
中にはこだわりがある人もいたり
色々楽しんでいる人もいたりする
私なりの明確な定義についての解説をしてみましょうか?
というお話です
カーオーディオという物は
音源+アンプ→スピーカー
そして発生する場所と走行ノイズの増減
この5個の項目に着目する
ただし、音源は既定で出来上がっている物であり、アンプユニットは車にもう搭載されてしまっているではないかという事があって早々変更が効く物ではない
スピーカーに関しては意外と交換が容易であったり
まぁカーナビ交換かなという時期もあったりするかもしれません
そこで、より良いより快適な選択が出来る知識があると
まぁ喜び度合いも高くなるわけなのさ
では、まずはスピーカーのお話をしましょう
ちょうどケンウッドのHPで分りやすく並んでいたわけで、
左から、純正スピーカー、中央が1way,右が2way
という風にどドアに付くスピーカーには種類があります。
よく純正はダメだ!なんて話を聞きますが、まぁ良い物とは言いませんけれど
悪い物でもはなく、
純正ユニットは音声の表現力の弱い物
そして、スピーカーの神の硬度が高い、軽い、ユニット数が増えることによって
音声の表現が細かい所まで表現し易い
ただし、これも良いと勘違いしてしまってはいけません
音源はそもそもは同じわけで、
いずれのスピーカーも相応に表現しています
ということを念頭に於いてください
なぜ?その考え方が必要なのか?といいますと
車のドアの足の辺りにそのスピーカーユニットが搭載される
というわけなのです
2と3
こういう風に、足元になってしまいます
ですから、ココに明瞭度の高いユニットを搭載してしまうことで
音が下から明瞭に聞こえる。
というように感じ
音源は甲高い音へシフトする音は音を人の脳内で上から聞こえる物と誤認する違和感を感じてしまう
メインのスピーカーのユニットという物の選び方は
車のスピーカーを搭載する位置で考えなきゃならんのです
車種によってはEVなどの静かな車だと
実は、純正スピーカーでもいがいとね
これがいいのかもという感じになったり
走行ノイズの大きいバモスには写真の真ん中のユニットを使用していたり、アクアは純正のママだったりもする
そして、何で1の位置にトゥイーターがあるのか?
音声表現力の高いユニットを上に置くのか?
これはマクラーレンF1
上方に12個だっけスピーカーが付いているんですよ
これは究極の線音源スピーカーともなるわけですけどね
走行ノイズが多いほど、こういった工夫が必要なんです
その車の走行ノイズ、室内環境、によって
選択するべきスピーカーは変化するとお考えいただけると
(゚Д゚)なるほど!ということにもなるのさ
では、次にイコライザー調整について
かなりコアな話になるかもと思われるかもしれませんが
実はかなり簡単
これは、スピーカーが決まったら行うといいんです
スピーカーには各位その表現する特性がある
ただ、それを知る由は存在しませんね?
私もそういった表が添付されたスピーカーはみた事がありません
つまりスピーカーなんて物は
ザックリで作ってある物と考えて構いません
これを調整する際に、
映画などの音声の言葉一つ一つを聞きながら
例えば
『さいご』というセリフがあるとしましょう
じっくり聞いて、その単語の表現を脳で分解すること
『SAIGO』→『sAigO』と表現されていたり『Saigo~』となってしまったりする
この微妙なずれを補正すると早く解決してしまう
音声は男だろうが女だろうが子供の声だろうがアニメ声だろうが関係はなく
音声というものは同じ波形が発生し、楽器という物は波形が音色によって変わる物
だから、人の声(セリフなど)で合わせるのがとってもわかり易いんですよ。
特に『あ』なんていう音声は全周波数で同じ波形になります
これを行うと、イコライザーで8箇所以上補正できる物じゃないと
そんな3とか4とか鹿補正できないイコライザーはゴミだという事が理解出来ます
当然シートに座り、スピーカーからの位置を決めて補正するんですよ
ちなみに、125hz以下はあげられるだけあげちゃってください
マックスでも構いません
この周波数帯域以下は
ほぼ音声情報などなく、再現してもあまり意味ない
しかし、走行中の外部の音が存在しますので
それらを、オーディオの音で遮断してしまう効果がでます
それと、必ず走行速度と連動して、音量を上げ下げするものは必要
(爆音で聞く人は関係ないかもですが)
人の聴覚という物は
音の大きさで聞くのではなく、
SN比で音声を分解し脳で聞きます
走行速度で、車内環境のノイズが上昇します
もし、聞えない部位が存在しても脳はその聞えない部位を補間します
ノイズが上昇すると、必ずVCコントロールをしなければいけなくなっちゃうんですよ
そこを、オートマチックに補正できるメインユニットだったりすると
結構、快適になりますよ
ちなみに、
私は補聴器屋さんだから周波数別での音もあるわけです
これで、 本当の完全にフラットに聞える特性にすると
もやっとした音声になります
これは、dBsplとdBhlの違いね
聴覚というの大きさと、音の力という物は違うからなのです
恐らく、この製品はいいですよ!凄いですよ!
という話が多い中、
人の聴覚や音の認識の仕方からオーディオについて記載した1記事は
私のこのブログが初になるかもしれません