釣りのお話

スピンキャスト普及委員会委員長の釣りのお話

ゴミの処分の仕方について考える

これは凄く難しい話です。
私だって、ほぼ分からないで書いているのも本当です
それをご理解いただいたうえで、読んでください


ゴミにはいろいろなゴミがあります
生ゴミ、紙類、ガラス類、機械類、プラスチック、発泡スチロール、その量や質もあるでしょう

イメージ 1
普段、ゴミを捨てに行くという機会がないと、案外思い浮かばないので検索して画像を貼ってみました

絵にないのはビンとかカンとかかな?


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もう1個画像見つけたので張ってみた
世の中にはいろいろなごみがあるんだね

その中から生ゴミだけをピックアップしていこうと思います。

生ゴミを捨てる広く一般的に多いのは、新聞紙などにくるんで燃えるゴミに出す
という事が正しいんだよね?
ていうか私は、一昨年までそうしていたんだが
最近は私の畑に生めて肥料代わりとなっていたりもします


昨晩も某ブログで、山林に捨てれば土壌が肥沃になるなどと書いたり
海に捨てると、海の生き物が増えるなどと書いたりもした

もちろん、雑菌、病原菌の問題、生態系の問題、他にもあると思う
その辺は皆様のコメントにも期待します

http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/statistics/pdf/2012/ippannhaiki.pdf#search='%E7%94%9F%E3%82%B4%E3%83%9F+%E7%B7%8F+%E9%87%8F';

ゴミは総排出量は、4536万トン
東京ドーム12杯分(そんなに多くはなさそうだが...)

その内、生ゴミはどのくらいかは調べても分からなかったので不明
仮にその半分が生ゴミとしたら東京ドーム6杯分
124万平方センチメートル×6の処分場が必要という計算になるのかな?
あくまでこの辺は憶測の域ですけどね

こんな、記述もある
1平米あたり2kg程度

これって何の数字?というと畑に必要な肥料の量でして
農学校では教科書にそういった記載があるようです。

そして現在のうち面積が500万ha
500億平米ってことかな?
(誰か計算間違っていたらご指摘お願いします)

生ゴミを全て肥料化できるのならば
もちろん比重の変化もあるだろうし
生ゴミの水分量の気化もあるだろう
 
そのゴミの総量の全てが生ゴミであったしましょう
 
500億平方メートル÷4536億kg
 
半分を肥沃に...
 
(昨日の計算は間違えてましたw)
 
日本の広大な農地の内の畑という項目だけで言っても明らかに
生ゴミで肥料を起こしても、まだまだ不足かも知れません
 
先に記載した、ゴミがウェット状態、ドライ状態で1平方メートル2kgがどの状態でなのか?
なんてのも判ってもないんですけれどね
 
ただ間違いなく余裕のある数値なのは確かだね
 
日本国土にある山林の占める数字
に対してこの計算をあてがえると...
 
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拾ってきたけど...
2510億平方メートルに対して
ゴミ総量4536億kg
 
あっ(゚Д゚)??ゴミの総量で計算するとダメなんだろうね!
 
1億2000万人かける1日1kgの生ゴミを出すという計算
 
なんて考えてたら
(。´Д⊂)うぅ・・・頭がパニックでしたが
 
 
 
やはり、その他サイトでまだまだ資料がありました
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うんこも忘れてましたね(゚Д゚)
 
5195万世帯×252kg
=1309140kg
 
ペットの糞
=316895kg
 
人の糞
1日200gらしい
人口×1年×200g
8兆7600億g
=876,000,000kg
 
生ゴミの量を人糞が、遙かに上回るという事も確認できた
これは凄い発見だよね!
 
合計8億7762万6035kg
 
その総量、で畑の土を肥沃にしようともなると
17億5525万2070平方メートルの土壌を肥沃に出来ます
 
すなわち山林の面積に対して
377914平方キロメートル
3779億1400万平方メートルの3/2
 2ばいじゃないじゃん
1/2 じゃん計算違うね
 
 4億3881万3017平方メートルの土壌を
肥沃にすることが出来る!
 
可能性があるということだから、
 
つまり、畑の総面積500億平方メートルに対して1%弱にしか至らない
山林の0.1%程度の肥料にしかならないということです。
 
 だからといってゴミも人糞も山にみんなで捨てましょうなんて事じゃあない
 
飲料水のダムの川上から人糞では、
これはあんまりだ...(。´Д⊂)
 
 
それに人口と、山林の比率だって違いすぎます
東京の山林の量に対して人口は多すぎるだろうし
北海道の山林の量の多さは、その他の都道府県に対しては別格です
 
 
ただ、考え方を変えると...
人糞=生ゴミとは言わないが、物質の性質上生ゴミと同じ成分に近いよね
 
1309140kgの生ゴミ=654万5770人分の人のウンコと同量です
 
そしてウンコはゴミ箱には捨てません
川に流すか浄化槽で処分しても
全てが浄化できるって思ってないよね
浄化槽の水を飲む人なんて聞いたことない
 
人口が1億2000万人が1億2700万人
になったことにしか過ぎないのかもしれません
 
 
海に生ゴミを捨てるという行為が絶対にダメという根拠にはならないと
フト思う方もいるかもしれません
 
又は、全員が海に生ゴミを捨てた所で
僅か6%の人口の増加があっただけということと
同じ影響でしかないのかもしれませんね
 
 
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話が突然変わって、ゴミは全て焼却処分
 
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では、ここで今まで焼却場で生ゴミもプラスチックも一緒に焼却です
(違ってたらごめんなさい、又は詳しい人がいたら教えてね)
 
 
いや~私も本当いよく読んだ
 
煙突から出てる煙って
燃やした灰とかの煙じゃないんだ
基本的には冷却水が気化した物
です
 
つまり、燃焼をさせることで熱が発生します
そんで800度に保たないとダイオキシンが発生してしまう
逆に高温すぎると焼却炉が破損する
その温度の調整のための冷却水が必要ってこと
まぁ詳しくはウイキ参考にね
よくよく読めば、恐るべき日本の技術力ですね!
 
ただし、本当によく読むと絶対的な毒性のある物質は
希釈して安全な濃度にしたら放出
フィルターに集積
 
灰などは、ダイオキシン類や重金属類などの溶出を防止する
固化や溶融などの無害化処理した後、
積み込み施設で搬出車に積み込み、
最終処分場に埋め立て処分する。
 
やっぱり埋めるんだよね
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もちろん、これだけ大量に海に放れば陸地も出来るんだ
 
陸地にしたから、ゴミを海に捨てたのではない!
という回答にする人、しない人もいる
視点は色々あるでしょう
 
この状態は海にゴミを捨てたと解釈する人にとっては
 集積所にゴミは捨ててはいけない!といっているのと同じことにもなるよね?
 
 
─────────
 
海に直接捨てることも考えてみよう
 
うわΣ( ̄ロ ̄lll)
われながらキツイお題だ...
 
昭和の頃
日本では、古くなった船舶、建物など、海底に沈めることによって
魚の住処となり、魚も増えると子供たちはそう教わった
 
世代によっては聞いたことも無いという人もいるだろう
世代によっては、それが当たり前だ!という人もいないとは思わない
 
では今はどのように解体されているのか?
 
 
環境に悪いからというわけで
日本国内では6社の船舶解体会社があるんだそうだ
でも、解体するのに値段が高そうだよね
 
そこで困ったことに、船主は壊すにもお金がかかるならもっとお安く...
そんな悩みも世の中には存在するのでしょう
 
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そんな悩みを解決してくれるのが
チッタゴン海岸です
 
格安解体業者がいますよ!なんて...
 
 
現代の日本では、海に投棄してはいけない
(何が、どのように、いけないのかは不明)
(環境に悪いといっても、環境にどのように悪さをもたらしているかは不明)
 
 沈めちゃいけないのですよ
 
 
 
船舶は解体を砂浜で 
 大型船舶を解体している
 
 
満潮時に一気に海岸に突っ込み、干潮時に解体作業をする
 
しかも手作業で...
年間、解体作業員の死者360人だそうで
 
でも、餓死で死ぬよりは良いと労働者は十分に確保できるんだそうです 
 
残存する有害な物質(重油、水銀、アスベスト、鉛)
も砂浜へ垂れ流ししっぱなし
 
 
自分たちが住んでいる所の海岸の環境がよければ良い
という事にして良いのでしょうか?いけないことなのでしょうか?
 
 
ここにも様々な視点は存在し
 
餓死で死ぬくらいなら、船を置いていってくれと思う人もいるでしょう
 
こんな工事をしているくらいなら、
船を洗って海底に沈めて漁礁の方がマシと思う人もいるでしょう
 
お金を払っているし働いている人も喜んでいるのだから
と考える人もいるかも
 
公害によって死んでしまうのが可哀想
と思う人もいるでしょう
 
 
 
 
そうかと言って
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こんなに人が住んでいる町で、生ゴミをミキサーでかけて
そのまま海に生ゴミを捨てたら
 とんでもない事にもなりますよね
 
光が見える場所以上のゴミがこの港に毎日漂い
悪臭、病原菌の温床
未知のウイルスが発生し、多くの人が苦しむかもしれません
 影響はマイナスに作用するかもしれません
 
 
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このくらいの港町なら
生ゴミを全てすり身にして、みんなが捨てるなんて事になっても、
お魚さんやバクテリアなどのが、完食
魚も増え、良質なバクテリアも増え
もっときれいな水になったりもする
影響がプラス作用するのかもしれません
 
ただ、間違いなく生ゴミは海に捨ててはいけないと言われる現代より、
生ゴミは海に捨てても良いと考えられていた時代よりは
海がきれいだな...という事はないね
 
 
 
 かと言ってもやはり社会はルールがある
 
イメージ 10この町に住む人が
 
イメージ 11この町に住む人に
 
 
海に生ゴミを捨てるな!
 
 
といっても、そもそもの環境が違うんだが
日本と言うのは多数決であったり、意見が多い方がルールになるという性質ってあるよね
民主主義ってルールってそういうもんでしょ
 
明らかに、前者の方が人口も多く、場所によっては国家権力級にもなったりしますね
 
一概に、海に捨てるのは正しいなんていうのは、
その解答が正しいとか正しくないとか言う理由は二の次で
 
みんなで決めたルールだから!が正解となり易い性質はある
 
 
 
視点1、みんなで決めたルールだから絶対に守らないとだめだよね
視点2、海を汚すようなことにはならないので、人口が少ないなら良い
視点3、海に捨てたから絶対にきれいになる確信はないよね
視点4、海に捨てていた時代の方が、明らかに良い
産業もサッパリ不景気で閉鎖しているはずなのに、海も川も綺麗にならないよね
 
まぁイロイロと考え方もあるでしょう。
どこをチョイスするかはその人の環境次第でしょう
 
 
 
 
なんとなく
この記載を見ると
港や人口の少ないでは、海ににゴミを捨てても問題ないのではないか?
 
と、と書いているように見えてしまうかも知れませんが
 
やはりゴミ集積場、ゴミ処分場があります
 
港町とはいえど山の中腹にも、町もあり漁業以外の産業もあります
やはりゴミが出ますので、ゴミ処理をその自治体で行います
 
生ゴミを処分するに至って
その地域の人口自体も少ない環境への影響が殆どないにしても
生活弱者と言われる
高齢者、身体に重い障害等がある方が、
ゴミを捨てる為にワザワザ海にまで行かなければ捨てられない
 
ということにもなってしまいますね。
 
 
そしてゴミ処理場は無い
又は、稼動していなければ
地域の財政にゆとりが出来ます
でも、稼動しなければならないという選択をあえて取っています
 
 
 
海にゴミを捨てるな!
 
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と怒ってみたり
 
ゴミは海に捨てても害がないんだから捨ててもいいだろ!
 
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と言うような理論を押し付けたりして
 
 
お互いの状況を理解せず気分を害することは
あまり良いこととは思えないんです
 
 
 
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お互いが生活環境や状態を相互理解して
それぞれ自身がより良い選択が出来るか?を考えることが
私は、より大切なことなのではないかと考えてみました